ろぐの垂れ流し

LOVE定額の相手に着信拒否されたことあるか?!

2013-01-01から1年間の記事一覧

映画・movie 『サイドウェイ/SIDEWAYS』(2004 アメリカ/ハンガリー)

監督: アレクサンダー・ペイン 原作: レックス・ピケット 脚本: アレクサンダー・ペイン 、ジム・テイラー 出演: ポール・ジアマッティ マイルス トーマス・ヘイデン・チャーチ ジャック ヴァージニア・マドセン マヤ サンドラ・オー ステファニー メア…

映画・movie 『河内カルメン』(1966 日本)

私にとってこの作品が鈴木清順監督デビューでした。 テレビでやってた『ツィゴイネルワイゼン』をチラッと見て、映像のインパクトに思わずチャンネルを換えてしまってから、ずーっとトラウマだったんですよ、この人の映画。 『ありふれた事件』ぐらいショッ…

Tips 読書の秋の読書ネタ 通勤電車の読書を如何に快適にするか

10月に入っても真夏日なんて報道がありましたが、ここにきてようやく秋らしい気候になってきました。 秋といえば読書ですが、読書に関するTipsを紹介いたします。 どちらかといえばアウトプットを前提に本を読まれている方むけです。 ◆通勤読書の困りごと …

映画・movie『エターナル・サンシャイン/Eternal Sunshine of the Spotless Mind』(2004 米)

高校の頃の自分の日記には、パトリス・ルコントの映画を観た感想としてこんな事を書いてました。 「(表現)手法が特殊化すると、テーマの普遍性が増す」 ルコントの作品に関しては、主人公達の愛情表現やその対象となる人物像について、フェティッシュな描…

映画・movie『女はみんな生きている』(2001年 仏)

ふだんは「男に生まれて良かった」派なのですが、久しぶりに女性を「羨ましい(カッコイイ)」と思いました。 軽率に聞こえたら申し訳ありません。 結構骨太なサスペンスのプロットや、はっきり言って悲惨すぎるヒロインの過去を、あそこまでカラッと見せて…

本・book『外資系コンサルのスライド作成術―図解表現23のテクニック』

外資系コンサルのスライド作成術―図解表現23のテクニック作者: 山口周出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2013/05/02メディア: Kindle版購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る あくまでスライドの作成術であって、プレゼンテーシ…

映画・movie『存在の耐えられない軽さ』(1998 米)

とりあえずJ・ビノシュ観たさに借りたんですが・・・。 『鳩の翼』でも感じたことなんですが、文芸モノってしょうに合ってないみたいです(涙) 『鳩の翼』もヘレナ・ボナム・カーターが見たかっただけですが・・・。 『愛のエチュード』も途中でやめっちゃ…

映画・movie『ディナーラッシュ』(アメリカ 2001年)

実はこの映画、公開当時の印象は「騒々しい映画だなぁ・・・」程度のもの。 ホールの女の子ノーブラで乳首浮いてる、料理人はすぐ私用で外に出る、料理は遅れてる、客は変なヤツばっかり・・・。 流行ってるレストランの裏側ってこんなものなの? メインのプ…

映画・movie『ナイン・ソウルズ』 2002 日本

【監督・脚本】豊田利晃 【出演】原田芳雄・松田龍平・千原浩史 鬼丸・板尾創路・KEE マメ山田・鈴木卓爾・大楽源太 伊東美咲・京野ことみ・唯野未歩子 今宿麻美・鈴木杏・松たか子 いいですよ~この映画。必見。 脱獄囚9人の挫折人生取り戻せロードムービー…

映画・movie『ロスト・イン・トランスレーション/Lost'n Translation』 2003年アメリカ

人間、寂しさや孤独感を、透明なうちにもてあぞぶうちは、ある意味で健全で、1人で完結して、次の一歩を踏み出す選択肢を常にもっていると思う。ただし、雑踏の中1人歩いていて、知人と話していて、視界に曇った「膜」のようなものを感じ始めたら、どうやら…

映画・movie 『エイプリルの七面鳥』(2003 アメリカ)

親元を離れてダウンタウンのアパートで恋人と暮らすエイプリル(ケイティ・ホームズ)は、仲の悪い母親(パトリシア・クラークソン)が末期のガンだと聞いて、感謝祭に初めての七面鳥を料理し、家族を招こうとするが、まぁ一筋縄では七面鳥は焼けないし、エ…

ショートバス

一言で言えば「SEX」の映画。 かぎかっこつけないで日本語で言うとココロとカラダの映画。 『ハピネス』の毒っ気そのままにセラピー寄りにしたような。 間違いなくいい映画ですが、恋人や家族と一緒に観ると「言いだしっぺ」が今後白い目で見られる可能性が…

SOMEWHERE

「俺は空っぽの男だ。何者でもない。」 このセリフが出てくるのが少し遅いと最初は感じたのだけれども、観終わった後に振り返るとようやくそれぞれの演出やギミックが見事に繋がっていって、そのタイミング自体にも納得がいった。 導入部で意味不明に長回し…

『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』 岩田松雄

読みやすいが、散漫で内容が薄く感じられた。 親しみやすい内容にしたいという方針なのだろうが、そこは残念。 血の通った人間味のあるマネジメント、リーダーシップという筋は一本通っているが、そもそもサーバントリーダーシップという概念があるのだから…

バッド・エデュケーション

(2004年 スペイン) 監督 ペドロ・アルモドバル 脚本 ペドロ・アルモドバル 出演 ガエル・ガルシア・ベルナル イグナシオ/アンヘル/サハラ フェレ・マルティネス エンリケ ペドロ・アルモバドル監督作品としては『オール・アバウト・マイ・マザー』に続き2作…

メイドイン・ホンコン

1997年 香港 監督・脚本 フルーツ・チャン(陳果) 出演 サム・リー ネイキー・イム こういう湿度の高い映画は大好きだ。 『夜になるまえに』『シティ・オブ・ゴッド』『レイン』・・・。 仕事もせず、ヤクザの取立ての手伝いのような、チンピラまがいのこと…

靴に恋して

監督: ラモン・サラサール 脚本: ラモン・サラサール 出演: アントニア・サン・フアン アデラ ナイワ・ニムリ レイレ アンヘラ・モリーナ イザベル ビッキー・ペニャ マリカルメン 映画『イヴォンヌの香り』にこういう台詞があります。 「人間は 愛し過ぎ…

ハピネス/HAPPINESS

監督: トッド・ソロンズ 脚本: トッド・ソロンズ 出演: ジェーン・アダムス ララ・フリン・ボイル シンシア・スティーヴンソン ディラン・ベイカー ジャレッド・ハリス フィリップ・シーモア・ホフマン ずーん。 もうちょっとおバカ映画かと思いました。 …

メランコリア

監督: ラース・フォン・トリアー 脚本: ラース・フォン・トリアー 出演: キルステン・ダンスト ジャスティン シャルロット・ゲンズブール クレア アレキサンダー・スカルスガルド マイケル ブラディ・コーベット ティム キャメロン・スパー レオ シャーロ…

ウインターズ・ボーン

監督: デブラ・グラニック 出演: ジェニファー・ローレンス リー・ドリー ジョン・ホークス ティアドロップ・ドリー シェリル・リー エイプリル 主人公リーが、酒もタバコも薬もやらないとういだけで、これは立派なハードボイルドだ! 久しぶりに「強い」…

わたしを離さないで

監督: マーク・ロマネク 原作: カズオ・イシグロ 『わたしを離さないで』(早川書房刊) 脚本: アレックス・ガーランド 出演: キャリー・マリガン キャシー アンドリュー・ガーフィールド トミー キーラ・ナイトレイ ルース シャーロット・ランプリング …

SHAME

監督: スティーヴ・マックィーン 脚本: スティーヴ・マックィーン 出演: マイケル・ファスベンダー ブランドン キャリー・マリガン シシー ジェームズ・バッジ・デール デイヴィッド ルーシー・ウォルターズ 地下鉄の女 ニコール・ベハーリー マリアンヌ …

贅沢な骨

ホテトル嬢の麻生久美子、その同居人のつぐみ、麻生久美子が客として出会い、初めて快感を感じた永瀬正敏を二人の共同生活に巻き込むことから始まる変化と齟齬・・・。 ボクにとってはとても感情移入しやすくて、感じることの多かった映画。 不感症の売春婦…

プロメテウス

監督 : リドリー・スコット 出演 : ノオミ・ラパス マイケル・ファスベンダー ガイ・ピアース シャーリーズ・セロン 科学的な考証が足りないとか、脚本演出が雑だとか、そういったことはすべて投げ打って、『SF最高!!』 中盤から乗組員の思惑が破綻してい…

レイン

監督 : オキサイド・パン ダニー・パン 出演 : パワリット・モングコンビシット プリムシニー・ラタナソパァー 制作 : オキサイド・パン ダニー・パン こういう映画が、たまにある。 プロの映画評論家のレヴューでも目にしなければ、気にも留めなかった映画…