ろぐの垂れ流し

LOVE定額の相手に着信拒否されたことあるか?!

2015-01-01から1年間の記事一覧

映画・movie『3時10分、決断のとき』

ラッセル・クロウとクリスチャン・ベールの絡みは安定感抜群で素晴らしい。ベン・フォスターはキレキレでカッコいいし、ピーター・フォンダは馬鹿渋。 地上げや現金輸送車(馬車)襲撃、凶悪な無法者の護送、汽車の時間待ちなんていう設定も秀逸。 素材はそれ…

映画・movie『パンクチュア 合衆国の陰謀(PUNCTURE)』

日本未公開。たまにこういう映画に、無警戒なところを金属バットで殴られたような衝撃を受けます。『インサーダー』よりも『エンロン』よりもこの作品は衝撃的でした。『不都合な真実』よりも不都合でしょう、これ。TPPと日米並行協議で日本が向き合わないと…

映画・Movie『新しき世界』

www.youtube.com なんで韓国ではこういう映画が作れて、日本から出てこないのかなぁ~? なんの期待も予備知識もなく観たこの映画、面白かったです。 正直、韓流ブームの反動で「韓国映画??」という気持ちがないわけではないですが、それを差し引いても僕に…

映画・Movie 『アウトロー』

想像していたより3倍は面白かったです。 『コラテラル』といい、この人は小品といってもいい映画ですごく面白い役をやる・・・。 『コラテラル』のときのコンバットシューティングも痺れたけど、本作の格闘シーンは『エージェント・マロリー』とはまた違った…

Gyao! で海外ドラマ、映画の動画が再生できない問題が解決した_Sleipnir4_Adobe_Flash_Shockwave_Clash

備忘録です。 2015年7月中旬くらいからGyao!が再生出来なくなりました。 いろいろ試してみると、海外ドラマ、映画が引っかかる様子。 Gyao! のサイトに載っているタイトルとだいたい一緒なので技術的な制約の模様。 インフォメーション:映画、海外ドラマ、…

『LONESOME JIM / リターン・トゥー・マイ・ラヴ』_映画

さすがスティーブン・ブシェーミ。監督作では敢えての「外しっぱなし」の妙技。誰がなんと言おうと、僕の「好きな映画」である。 残念ながら日本未公開の本作、ひたすら役者が凄い。 『キラー・インサイド・ミー』とのギャップに戦慄するケイシー・アフレッ…

土漠の花

『土漠の花』(月村了衛著/幻冬舎刊) あらすじプロモーションビデオ - YouTube先ほど新幹線の車内で読み終わって、号泣して、隣のビジネフマンに引かれました。「クライマーズ・ハイ」くらい泣いたかな。・・・自衛隊がソマリアでの活動中に戦闘に巻き込ま…

我々日本人にも、「戦争」の覚悟は不要とは言えない。『悪童日記』アゴタ・クリストフ

今、このタイミングでこの小説に出会えたことに感謝しています。「その女アレックス」談義の時に同僚に勧められてイッキ読み。「スゴ本」でした。 戦争に反対することと、戦火を逃れる備えをすることは、同時にやっていてもおかしいことではないと思います。…

黄金を抱いて翔べ

三井住友銀行本店に歩いて三分の肥後橋に勤めていて、高村薫女史のファンだとしたら、そりゃ観るでしょ。 設定をマツコデラックスが出てくるような現代版に焼き直した筒井監督の技量に拍手。 商業的にどうだったかは知りませんが、とっても良くできた映画で…

その女アレックス (文春文庫)

「スゴ本」でした。 久しぶりに「凄い読書体験をした!」って感じです。 暴力描写と性的な設定が女性には少々酷な話ではありますが、間違い無くお勧めですね。 精緻さとダイナミックさ、残酷さとヒューマニズムが絶妙に両立している素晴らしい小説。 アレッ…

映画・movie『プリズナーズ』

家族愛や倫理観、行いの善悪を描いた映画ではないと感じた。 恐ろしく深い、人間の因果についての話。 この映画では、神さえもそこに巻き込んで、深く深く織り込んでいく。 「灼熱の魂」では暴力の連鎖に対しての批判的なメッセージは読み取れたが、この作品…