映画『親切なクムジャさん』
斉藤賢爾 著『信用の新世紀 ブロックチェーン後の未来 』
斉藤賢爾 著『信用の新世紀 ブロックチェーン後の未来 』インプレスR&D
年始早々、スゴ本に出会いました。
若者的に言うと、「この本、ヤバイ」。
ビットコインにまつわるコンピュータ科学の技術論が中心ですが、「信用の新世紀」のテーマが鼻血ものに刺激的。人類の過去に物々交換の歴史は無く、物々交換は高度に先鋭的なシステムである。先に負債、即ち信用のシステムが有り、それをスムーズに運用するために貨幣が発明されたという考察や、我々がノスタルジックに振り返る農耕社会は狩猟採集社会よりも人類の生産性は下がっており、農耕社会というのは支配階級が労働者を負債の力学で支配して税というシステムに組み込むのに都合が良い構造だから発達したという歴史認識、現代の経済構造はその支配に都合が良かった農耕社会の伝統を色濃く残しており、破綻しかかっているという分析。
人に心が生まれたのは、狩猟採集社会を営むに当たって、「相手を疑う」必要からだという心理学や、流行りのサピエンス全史からの引用まで縦横無尽。
むふ〜、酒が進むわ〜〜。
映画『ジャッキー・コーガン』
銃を使った格闘技という身体性の拡張~映画『ジョン・ウィック』
『ジョン・ウィック』
監督: チャド・スタエルスキ
出演:
キアヌ・リーヴス ジョン・ウィック
ミカエル・ニクヴィスト ヴィゴ・タラソフ
アルフィー・アレン ヨセフ・タラソフ
エイドリアンヌ・パリッキ ミズ・パーキンス
ブリジット・モイナハン ヘレン
ディーン・ウィンタース アヴィ
イアン・マクシェーン ウィンストン
ジョン・レグイザモ オーレリオ
ウィレム・デフォー マーカス
久しぶりにガン・アクションで「凄い!」と思う映画を観ました。
私の中でのガン・アクションシーンがダントツに素晴らしかったのは『コラテラル』でした。トム・クルーズ扮する殺し屋ヴィンセントのコンバット・シューティングの演出は素晴らしかった!
腹を狙ってダブルタップ(二連射)。そして動きが止まったところで頭部への射撃。これを実に地味に演技をしているのです。決して二丁拳銃を横手に構えてダンスをしない。まぁ好きですけどね、ジョン・ウー節もwww
『コラテラル』よりもかなり派手になっているし、「弾、当たる気せぇへんわぁ」的な進行ですが、『ジョン・ウィック』のガン・アクションは特筆すべき良さがあります。
それは、「身体性の拡張」。
ガン・アクションを描くときに、映画としてはまず銃器の絵面で見せます。例えば『ダイ・ハード』でそれまで誰も見たことがないグロックという拳銃を悪役に持たせて、もの凄く怖い印象を残しました。Vシネで世良公則が主演していた『クライム・ハンター』はそのダイ・ハードでマクレーン刑事が使っているのと同じイタリア製のベレッタM92Fというオートマチック拳銃を使っているのですが、射撃シーンで薬莢を排出する拳銃上部の窓からの過剰な閃光は面白い演出でした。
すみません、こういう話し出すと止まらなくなるもんで・・・。
次に弾幕。自動小銃の連射シーン。ぱっと思いついたのは『ヒート』でしょうか。そういえばある時期から発砲音のあとにわざとらしく薬莢が地面に当たる「コロンコロン」ていうSEが入るようになりましたね。
弾幕とくれば着弾シーン。印象に残っているのは古いですけど『ガントレット』のバスが蜂の巣になるシーン。演出的にかっこういいなぁっていうのはやっぱり『マトリックス』の柱がぼっこぼっこ壊れるシーンですかね。
そして、銃撃戦のリアルさを追求する映画。前述の『コラテラル』や『RONIN』はすごくよく描けている上に抑制が効いてて大好きです。
ならば『ジョン・ウィック』の「身体性の拡張」ってなんだ?というお話なのですが、キアヌ扮するジョン・ウィックのガン・アクションが非常に格闘技的なのです。
本来、遠くの標的を破壊もしくは殺傷するための銃を、近接戦闘でまるでパンチやキックを繰り出すように扱うのです。
この逆説的な演出。
ジョン・ウィックがいろいろあって現役復帰(笑)するときに出した道具に、いわゆる拳銃と呼ばれる銃しかないのが不思議でした。小型で携行しやすいですが、装弾数に限りがあり、速射性、精度、破壊力に劣ります。
ところが、戦闘シーンやウィリアム・デフォーとの描き分けで、ジョン・ウィックのキャラというか戦闘スタイルが明確になっていくんですよね。
ジョン(キアヌ)は拳銃を使うストライカー(総合格闘技でいうところのパンチや蹴りなどの立ち技を中心に戦うスタイル。対して組みや関節技を中心にするスタイルをグラップリングと言う)なんですね。
遮蔽物をはさんで敵と相対して撃ち合う、ちょっと顔出してバンバン! 打ち返されて引っ込んで弾倉交換(弾込め)なんていうのは一般的な描写ですが、ジョン・ウィックは敵と組み合いながらゼロ距離で発砲します!それも複数人相手に。
映画『アウト・ロー』のトムさんの多人数相手の格闘技シーン(キーシ・ファイティング・メソッドという流派でバットマンでも採用されています)や、韓国版『オールド・ボーイ』の喧嘩シーン、あれを銃撃にしてると考えてみて下さい。むちゃくちゃでしょ?ww
個人的な思い込みが強いかもしれませんけど、この映画のガン・アクションはそれくらい特異なもので、ものすごく良く出来ているなと思います。
ジョン・ウィックもジャック・リーチャーも帰ってくるので愉しみですね。
私は風俗トラブルでこの世を去ったもう一人のジャック(ジョージ・クルーニー『ラストターゲット』)が帰ってこないのが残念で仕方ないですけど。
iPhone7 Plusに機種変更したおかけで長年の悩みだったオートコンプリートの入力確定方法がやっと分かった話
はじめに
長年iPhoneを使用してきてイライラしていたことが解消しましたので報告します。
私を悩ませていたのは、例えばメールアドレスなどを入力する際に、最初の3文字ほどを入力すると入力カラムの直下に出てくる帯型の入力候補についてです。
これです。
問題点(候補文字列を入力確定できない)
これ、とても親切で便利な機能ですよね。アルファベットだけの文字数の多い入力をサポートしてくれるなんて素敵です。しかもiPhone上でメールアドレスを入 力するということは、ほぼ何かの手続きをやっている状況。買い物とか、ログインとか。時間的にあまりのんびりした状況ではないことも多いです。
そんなときに「これでしょ、あなたが入力したいのは・・・」的にサっと候補を表示してくれる!
「おお!それやそれ!!」とばかりにその文字列表示部分をタップすると・・・あれ? 消えちゃう!!
もう一回、最初の三文字くらいを入力するとやっぱり候補を表示してくれるので、今度はキーボードのエンターを押すと・・・やっぱり消えちゃう!?
なんすか、これ! できの悪いアドベンチャーゲームのハマリパターン?? いかにも親切そうな素振りを見せておいて、結果裏切るその態度!!
入力を確定できないと意味ないじゃないですか!
・・・ということを数年来続けてきて解決できず、すっかり諦めていました。手打ちする際にガイドラインが表示されているくらいにしか考えないようにしていました。頼ろうとすると、その時に限ってそいつは消えて、イライラするからです・・・。
そもそも何と呼ばれる機能なのか
まず、これって何と呼ばれる機能なのか、それを調べてみました。なぜかというと、長年この悩みが解決しなかったのはこの機能の名称が特定できなかったために、有効な情報収集ができなかったからなのです。
予測変換?でもなさそう。予測変換というのはキーボードの上部に横並びに表示されるもののようです。いろいろと検索キーワードを変えて調みましたが、いまいちしっくりくる情報が探せません。
どれも「恥ずかしい単語を表示してしまう予測変換をリセットしたい!」という内容ばかりなのです。
最終的に「iOS」「入力欄の下に出る」「候補」で下記のそれらしい記事がヒットしました。
これを読んで分かったのは、この憎いあんちくしょうは「オートコンプリート」「自動入力」という機能だということです。そういえばどこかで聞いたことありますね・・・。
解決方法(オートコンプリートの入力確定方法)
結論としては、解決方法は偶然に見つけました。オートコンプリートに表示された候補を確定させる方法は①と②の二つがありどちらが有効かというのはアプリもしくはWebサービスに依存するようです。①の方法で確定できない場合は②の方法で確定入力できました。
①オートコンプリートが表示されたらキーボードのエンターキーをタップする。
②オートコンプリートが表示されたらその文字列部分を長押しする。
・・・この②が盲点でした。
①の方法というのは直感的に採る方法なのでこれで確定出来る場合は良いのですが、前述の通り、エンターキーを押した瞬間にオートコンプリートの候補表示が消えてしまう場合があります。そうなると、もう一度入力し直してオートコンプリートを表示させその文字列をタップする方法を試してみるのですが、それでも消えてしまうので、その時点で諦めてしまっていました。
なぜ気付いたか
実は先般、iPhone6からiPhone7 plusに機種変更しました。それで初めて3D Touchなるインターフェースに触れたんですが、いろいろと設定の変更やらなんやら でiPhone7 Plusをいじくり回している際に、何かと「強く押す」ということをすると何が起きるか遊んでいたんです。それでたまたま例のごとく憎いあんちくしょうのオートコンプリートが表示された時にグッと押してみました。すると、従順に相手に身を任せるうら若き乙女のように候補文字列が入力カラムに収まった ではありませんか!
その瞬間の気持ちよさと言ったら!!
但し、クリックのフィードバックがなかったので3D Touchが機能した訳では無さそう。従って結論として「長押し」が正解だったようです。
これは、オートコンプリートがiPhone6以前の機種から実装されている機能なので当然と言えますが。
・・・しかし、タップで駄目なのに長押しで確定されるなんて。
この操作方法についてWebを調べてみましたが、Q&Aもほとんど見当たりません。
皆さん、問題なく使いこなせていたと言うことでしょうか?
こんなに悩んでいるのが私だけだとしたら、ちょっと恥ずかしいですけどね。
お役立ちリンク
オートコンプリートはSafariの機能であって、自分の「連絡先」の情報を使っているということのようです。
懸念されるところもあるようですね。
「思っていたより想定外だな」_映画『シン・ゴジラ』
誰ですか、この映画を「EVAだ!」なんて言ってたの(笑)。サントラの印象が強かったのでしょうけど、私なりに言わせてもらうと災害人災戦争映画。これってエンターテイメントか?と思わせるくらいのギリギリ商業的なパッケージでした。そして実は音も画像も意識的に相当ローファイに作っていて、日本映画に対する最大限のオマージュを捧げていると感じます。この偏執とも言える愛や尊敬の念こそが庵野監督にあって、紀里谷監督には感じられないものだと思うんです。
とにかくこれは「ゴジラ」であり「日本映画」だ!
庵野監督は世界を視野に収めつつ、徹底的に「日本映画」として本作を作りきっています。
素晴らしい作品でした。
<ここからネタバレあり>
今回のゴジラの造形について。
まぁとにかく序盤に第二形態の頭部の真正面からのカットが入った時には、鼻の頭にバレーボールがぶつかった時のようなあのキーンとした衝撃が走りました。
「は?」って(笑)。
その後しばし迷走するゴジラとともに、前知識無しで観に来た自分も迷走・・・。「え、このスクリーン、ゴジラだよね・・・」なんて。
しかし、第二形態の造形は生物学的なリアルさをゴジラに与えるよりも別の仕掛けがあると思いました。何故かというと第四形態(完全体)のゴジラが想像以上に「生々しくない」からです。エラから血液(?)をドバーッ!と流し出すあのブヨブヨから成長した割にはなんとも生き物感がない完全体ゴジラ。リアルに作ろうと思えばいくらでもできるはずなのにどうにも爬虫類っぽさがない。
それにしても何だろう、この既視感は・・・。
あ、大魔神っぽい?
表面のディテールのせいかなと思っていましたが、鑑賞後に振り返ると僕が完全体を大魔神に重ねてしまった理由は、ストーリー上で第四形態は「災害」であり「怒り」である以上に、自分のまいた種であることに思い至らず手をこまねいている愚かな人間への「裁き」を与える神としての性格を帯びているからだと自分なりに推察してみました。だから第二形態の言ってしまえばあのファニーな造形を序盤に晒して、「帰ってきた完全体」からは生き物感を削ってしまったのだと思います。大魔神の怒りで顔が変わってしまうプロセスのように。
そして演出についてですが、この映画はゴジラを軸にした群像劇の構成を取っています。群像劇とはいえ劇中で台詞があるのは政治家と役人、対策本部の人たちだけ。避難する一般市民達には個人としては全くと言ってよいほどスポットライトは当たりません。それはもう潔いくらい「集団」としてしか描かない。冒頭の日常シーンでその後軸になるような一般市民役のキャストが配置されていて、そこから派生するようなありがちなストーリー展開は一切無し! 私にはここにも計算された演出があると思いました。
それは「正常性バイアス」への警鐘です。
ゴジラという非現実を現実世界への滑り込ませる時に庵野監督は集団の「正常性バイアス」を巧みに描いていました。
正常性バイアスとは心理学用語で、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう認知の偏向性のことです。台風が来ていて避難勧告が出ていても「自分だけは大丈夫」と思い込もうとしたり、警報が鳴り響いていても「これは誤報だ」「どうせ訓練でしょう」と思い込もうとする人間の性質です。
劇中の一般市民に「反応が鈍くない?」「え、もっと急いで逃げようよ!」と感じたとしたら、まさしくそれが「正常性バイアス」です。ゴジラに第二形態で多摩川、海老取川、呑川をモゾモゾ遡上させ絶妙に全身を写すカットを後ろ倒ししながら、庵野監督は「正常性バイアスが働いた集団」を見事に描いていました。鑑賞者の我々に対して個人のドラマに感情移入するよりも、「集団」が災害時にどのような動きをするのかを俯瞰的に見せる狙いなんだろうと思います。要するに「人間というのはまず思考停止しちゃって足が動かなくなる生き物。そのせいで逃げ遅れるとこんなに怖いことになるんだよ。」というメッセージだと捉えているんです。
もうひとつ庵野監督の演出手腕に脱帽したところはラスト近く、ヤシオリ作戦の最終局面です。実はかなりの長い時間空爆までのカウントダウンをしないのです。これは相当にアンチハリウッド的。言わばかなり美味しいところをわざわざ捨てているといってもいい演出。だけど僕にはそれがもの凄く心地よかった。とてもいい意味であのクライマックスシーンでは「時間が止まっていた」のです。作戦現場の人間が、もう空爆のことは忘れて、とにかく目の前のことに没入しまくっているという生き様を感じました。「俺らは何としてもゴジラを止めてやる! それを後ろから空爆するならやってみろ。 こちとらゴジラと対峙してんだ、そんなこと気にしてられっかぁ!!」みたいな。それをね、ホッと一段落したときに「あれ?」って思い出させるんです。「あ、間に合った・・・良かった。時計見るのも忘れてた。」それはもうほとんど疑似体験ですよね。ものすごく素敵な映画体験が出来たと思っています。
あとはネタ的な感想をいくつか。
初代ゴジラではゴジラを倒すキーアイテム「オキシジェン・デストロイヤー」の開発者、芹沢博士は作品中に登場していますが、今作では牧教授はこの大騒ぎの発端であるばかりか、人助けともなんともつかない謎やら資料やらをたくさん残して失踪・・・。ゴジラ対策のために牧教授の思考をなぞっていくところなんかは押井監督の「機動警察パトレイバー the Movie」を彷彿させます
本作は登場人物は多く、台詞のテンポも速く密度も濃い。だから長谷川博己と竹野内豊の関係性はあの押さえたトーンで終わらせています。師弟関係の追いつけ追い越せ、「もうオレに教えることはない」みたいなサイドストーリーを盛り込みたくなるところですが、そこはあっさり描くことで成功していると思います。残念なのは石原さとみが鼻についてとにかく邪魔でした・・・。それほど英語の話せる女優が必要だったのか疑問が残ります。大人の事情もあるのでしょうけども。僕の友人の銀塩カメラ女子は「あの役は松雪泰子にやってもらいたかった。」と言っていました。いいかも。そしたら市川実日子との面白い掛け合いもできたかもしれませんね。
ヤシオリ作戦ではエネルギー使いまくってへろへろになったゴジラの動きを封じるために東京駅周辺の高層ビルを倒壊させますが、なぜか一発目に巡航ミサイルを撃つんですよね。最初意味が分からなかったんですが、あれは倒壊させる方向を規定し、勢いをつけるための最初の一突きだったのか!ということが分かって劇場で膝を叩きました。その後はドミノ倒し的にビルの根元が爆発されていっていました。爆薬設置の自衛隊員に敬礼!
涙ぐましい活躍をした特殊建機隊。だけど血液凝固薬は・・・あれ、全部口からこぼれるでしょう?(笑)経口注入でどうやって血液にはたらきかけるのかも不思議。解説記事を探してみます。
「EVAファンにおもねりすぎ」なんて評価もありますけど、劇中の曲では「Organizational Formation」(いわゆるヤシマ作戦会議のテーマ、EVAで言うところの「Spending Time In Preparation」)よりも「Battle In Outer Space March(宇宙大戦争のテーマ)」のほうがテンション上がりましたなぁ~。だけど僕も、使っている楽曲は幅広いオマージュであることは分かりながらも、伊福部昭さんという偉大な音楽家がいたということを今回の「シン・ゴジラ」鑑賞を契機に学びました。有り難うございます、庵野監督!
Shin Gojira OST - Organizational Formation
19. Battle in Outer Space Theme/Yashiori Strategy (Shin Godzilla Soundtrack OST)
そしてやっぱり最高のシーンは「(特殊建機)第1小隊壊滅しました!」からの「無人在来線爆弾、全車投入!」」。後続車両に押され突き上げられるようにゴジラに登っていき最後は爆発しちゃう在来線クン達の引き絵!!ここで僕、声出して泣いちゃいました!!特殊建機第一小隊の仇討ちだ!!!!
最後にこの映画を撮った庵野監督の心情について想像してみます。
根回しと調整、政治も映画製作も同じようなことに悩まされるんだなんてことを感じていたのではないでしょうか。『シン・ゴジラ』を観ながら庵野監督があっちにもこっちにも行き過ぎないように歯を食いしばって作品をバランスさせようとしている努力がひしひしと伝わってきました。作品を日本万歳で単純に終わらせられないし、自衛隊賛歌にさえしてはいけないご時世。
突き詰めると、純粋な気持ちで戦争ごっこを楽しめなくなった「脱少年の悲哀」のようなものを感じます。
大好きな映画が、また増えました。
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