【監督】ジョージ・ヒッケンルーパー
【脚本】ノーマン・スナイダー
【出演】ケヴィン・スペイシー
バリー・ペッパー
ケリー・プレストン
ジョン・ロヴィッツ
ラシェル・ルフェーブル
ダニエル・カッシュ
グレアム・グリーン
主人公(ケビン・スペイシー)の自己実現とプロフェッショナリズムと信仰心の葛藤の物語と定義しなおしてみるのはどうでしょう?
とかくお金の話に目が行きますが、あくまで、家族と仕事と男の話。
2段にも3段にも落ちる展開と、あの再出発のラストは見事。
そして、資本主義と民主主義に対する猛烈なまでの皮肉。
合衆国でその視線がまだまだ少数派だからこそ新鮮で面白がられるのでしょうね。
【解説】
共和党を代表する大物ロビイスト、ジャック・エイブラモフの汚職、カジノ詐欺事件を巡ってアメリカ政界中枢にまで拡がった一大政治スキャンダルをケヴィン・スペイシーの主演で映画化した実録政治ドラマ。監督は「ファクトリー・ガール」のジョージ・ヒッケンルーパー。ブッシュ政権誕生に力を発揮した大物ロビイスト、ジャック・エイブラモフは、政官財にその名を轟かせる。そしてビジネスパートナーのマイケル・スキャンロンとともに、その強力な人脈を巧みに利用して私腹を肥やしていくエイブラモフ。そんな彼が次に狙いを定めたのが、先住民族の巨大なカジノ利権だった。