<ストーリー>
"最盛期を過ぎた40代のプロボクサー、スティーブ。彼は愛する家族のため、そして自分自身の引き際のために、欧州チャンピオンの練習相手に立候補するが……。"
あかん・・・あかんよ、これは。
こないだ『180秒の熱量』(特に強くもなく才能もない派遣社員兼プロボクサー米澤重隆の年齢制限による引退リミット・・・37歳の誕生日までの9ヶ月を描いたドキュメント)読んだせいもあって、ラストは顔面崩壊。映画演出はぜんぜん盛り上げにきてないのに!やられた!!
もう娘がかわいいてかわいいて。主役の負けの込んだおっさんボクサーも愛に溢れててたまらん愛おしい映画でした。普通だったらもっとギスギスする脚本にしてもいいはずの夫婦関係も、カミさんがええ人でほっこりする。
本編終わった後の映像にわたしゃ涙と拍手が止まりませんでしたよ。久しぶりに納得の邦題でした。
スティーブ、私と同世代の設定です。彼、弱いけど、たまらんカッコええんですわ・・・。