ろぐの垂れ流し

LOVE定額の相手に着信拒否されたことあるか?!

映画・movie『パンクチュア 合衆国の陰謀(PUNCTURE)』

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日本未公開。
たまにこういう映画に、無警戒なところを金属バットで殴られたような衝撃を受けます。
『インサーダー』よりも『エンロン』よりもこの作品は衝撃的でした。
不都合な真実』よりも不都合でしょう、これ。
TPPと日米並行協議で日本が向き合わないといけない「仕組み」ってこれですよ。TPPとは無関係なところでアメリカ人が作った映画だから、メッセージの重みが違います。
マイケル・サンデルも批判した「行き過ぎた」市場主義。
自分と自分の家族の命と健康だけは売り買いさせないようによくよく考え、見て、生きていかないといけないと思いました。
映画的には破滅的な人格のヒロイックな弁護士というキャラを確立したところが賞賛に値します。
そしてあの容赦ない脚本。
実話ベースの「仕方なさ」なんて一切感じさせない、素晴らしい映画でした。
渋い!!