今朝、ソダーバーグの『エージェント・マロリー』を観ました。
こりゃぁいい! 大好き!!
主役のジーナ・カラーノに惚れ込んだらしいソダーバーグの偏愛映画ですが、あの豪華な脇役男性俳優をよくまぁあんな扱いできるもんだ。好き勝手できる実力を認められた監督は自由でいいですな。
『RONIN』や『コラテラル』、『ラスト・ターゲット』のクソ地味だけど納得性とキレを追及したアクション描写が好きな僕にはたまらんテイストでしたが、おそらく回帰性を強めようとしたプロットが一般受けしない理由でしょうか。マイケル・ファスベンターとの「あの」シーンの導入なんかは、絶対に「何回も観る人」用の演出だと思います・・・。
『コロンビアーナ』と比べて、レンタル版のリリースの遅さに知名度の人気の低さが伺えます。僕は絶対こっちのほうが好きですけど。
前述しましたが、『女はみんな生きてる』にあるような、「男、しょーもな!」っていうテーマが僕には心地よかったです。