とりあえずJ・ビノシュ観たさに借りたんですが・・・。
『鳩の翼』でも感じたことなんですが、文芸モノってしょうに合ってないみたいです(涙)
『鳩の翼』もヘレナ・ボナム・カーターが見たかっただけですが・・・。
『愛のエチュード』も途中でやめっちゃったなぁ。
『ことの終わり』もジュリアン・ムーア目当てで・・・もうやめときます(笑)
J・ビノシュはかわいかった。
『ショコラ』のマダムっぷりをみて、当時ちょっとショックを受けて『汚れた血』を見直した思い出がありますが。
作品自体は「プラハの春」の起きた1969年のチェコの話。女ッたらしの脳神経外科のダニエル・デイ・ルイスとビノシュとレナ・オリンのまぁいろいろあって・・・な話。
これは個人的な見解なので、まぁ聞き流してください。
まず、タイトルと脚本が映画化の時点で乖離しすぎているような気がします。
時間的に過剰なエロも演出がいまいちで盛り上がらない。
シリアスな時代背景も、ダニエル・デイ・ルイスの浮ついた女遊びで危機感が伝わらず。
それがビノシュの言う「The unbearable lightness of being」なのでしょうが、いまいちリンクしなかったなぁ。
そこらへんは『ことの終わり』の方がうまいと思うし、この作品のラストだったら『髪結い~』のほうが喪失感と幸福感を感じられた。
見所もいくつか。
ビノシュとレナ・オリンが互いのヌードを撮り合うシーン。
あそこは良かった。
緊張感があって、あのシーンで女としての立場を入れ替えていく過程はスリリングで◎。
あとはダニエル・デイ・ルイスの胸板でしょうか。
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