ろぐの垂れ流し

LOVE定額の相手に着信拒否されたことあるか?!

バッド・エデュケーション

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(2004年 スペイン)

 

監督 ペドロ・アルモドバル

脚本 ペドロ・アルモドバル

出演 ガエル・ガルシア・ベルナル イグナシオ/アンヘル/サハラ

    フェレ・マルティネス      エンリケ

 

ペドロ・アルモバドル監督作品としては『オール・アバウト・マイ・マザー』に続き2作目にこの作品を観ました。

 

・・・どちらかというと『オール・アバウト・マイ・マザー』の方が感情移入しやすかったです。

 

というのも、扱っているテーマが「愛」であることには変わりはないのですけども、「母性愛」と「同性愛」とでは、36歳男性ストレートとしてはやはり『オール・アバウト・マイ・マザー』のテーマの方がすんなりと理解できました。

 

あくまで相対的な話です。本作も非常に良い映画でした。この映画僕は大好きです。

 

ただ、ホモセックスを扱うにしても、綺麗な描写のわりには生々しいベットシーンが多くて困りました。『夜になる前に』ぐらい暑苦しければ、精神的に距離をとって観られるんですけど、ガエル・ガルシア・ベルナルの女装が普通に魅力的でドキドキしてしまい、自分の中でどう扱っていいか判らなくなってきました。

 

未だにスペイン映画の表現のストレートさに対処できないことが多い若輩者です。

 

こういう映画に嬉々として出演するあたり、やっぱりヨーロッパのイケメン俳優は懐が広いな、と感じます。

 

夜になるまえに

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